ビクター指名制オーディション | music+α

アーカイブ

どこの会社でもアーカイブ事業がスタートしてて、過去の膨大な作品のデータ化、そして作品の再発売が盛んに行われるようになってますね。ビクターも来月の2月が初めてレコード盤を発売してからちょうど80年。いろんな事業が行われるようでございます。これは本当にいいことだと思います。
会社の中にいると過去の作品に対してキチンとした資料が残っていない、とか、わかる人間がいない、とかね、そういう事例をいっぱい聞くし、見るんですよね。
そりゃ人間の寿命には限りがあり、例えばビクターのSP時代やLP時代の作品を制作された先輩方とかには現役を退かれた方や、中には残念ながら鬼籍に入られている方もいらっしゃるわけですが、制作した作品は半永久的に残ります。録音された音は残る、と。
でもそのデータがわからないっていうのは関わったミュージシャンや関係者各位にとって失礼ですよね。そして中には学術的に貴重なものもあるんです。でもそれが社内ではわからずに、外部の方から「あの音源は御社からリリースになっていますが、音源を今聴くことは可能なのでしょうか?」と言われたりね。CD化されているものはともかく、アナログ時代の作品に即答できない場合がけっこうあったりね。自社のものなのにそれはいかがなものなのか?
CDのリイシュー(再発)を企画されている方に話を伺うと、よく「レコード会社には何も資料が残っていないので結局国会図書館で調べるしかないんですよ」なんていわれます。
どこまで残すか、という問題もありますが、せめて自社製作の音源、ジャケットデータ、アーティストのデータ、音源制作時のデータは即質問されたら提出できるようにしたいもの。

音楽配信っていうものの登場はいくつかの問題をはらんでいるとはいうものの、とてつもなく大きな利点があります。廃盤と言うものが半永久的になくなる、ということ、ですね。音源データをサーバーから消さない限り、その音源を配信してる会社が全てなくなってしまわぬ限りはパソコン上で対価を払えば聴くことができる。これは素晴らしいこと。僕個人的には会社の全ての管理音源はサーバー上に置くべき、と思っています。その前にアーカイブが不可欠なわけで、その作業が進むっていうのはとても素晴らしいことだと思うんだなあ。

今回はオーディションには関係ない話で申し訳ないス。
というわけでオレの家の音源アーカイブを補完するために今日もレコード買いに行ってきまース。

PS、コメントとかお待ちしてまース。


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